🍎Apple製品🍎のデザインについで

先日、授業中に他のグループがAppleの公式サイトについて発表しているのを聞く機会がありました。

その中で何度も出てきた言葉が「柔らかい印象」というフレーズ。最初はなんとなく聞き流していたのですが、ふと「なぜ柔らかいと感じるのだろう?」と気になって、手元のMacBookやiPhoneを見てみました。

そのとき初めて、Apple製品の角がすべて丸くデザインされていることに気がついたんです。

さらにAirPodsを見ても、やっぱりどこにも尖った部分がなく、全体的に丸みを帯びたフォルム。

こうして見ていくと、Appleの公式サイトが柔らかく感じられるのは、単なる色味やレイアウトだけではなく、製品そのものの形状がその印象を作っていることに気づかされました。


そして、もうひとつ気になったのが「触り心地」です。

昔使っていたApple以外のノートパソコンを引っ張り出してきて比べてみたら、その違いは明らかでした。Apple製品はどこを触ってもなめらかで、ザラつきや違和感のある突起が一切ない。

一方で、他社のノートパソコンは画面のフタ部分にマット加工が施されていたり、縁に段差のあるフレームがついていたりして、触覚的にも「違う」と感じる要素が多かったんです。

そういった細かい部分こそが、Apple製品らしさを作り出しているのかもしれません。

実は、こうした丸みのあるデザインって、一見すると本当に些細なディテールに見えますよね。

でも実際には、その背後にすごく丁寧な思考と意図が込められていて、そういうデザインに惹かれる人たちが、自然とAppleというブランドに愛着を持つようになっていく。

だから、たとえ毎年の新製品で大きなデザイン変更がなくても、「また買いたい」と思う人が後を絶たない。いわゆる“Appleファン”が生まれるのも、そういった積み重ねの結果なんだと思います。

デザインって、単に「かっこいい」とか「美しい」だけじゃなくて、見る人・使う人の気持ちや記憶、そして行動にまで影響を与えるものなんだなと、改めて実感しました。

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