駅にある「鏡」、なんでこんなに多いの?

電車に乗ることは、今や多くの人にとって日常の一部になっています。私もその一人です。通勤や買い物、遊びに出かけるときなど、日々の中で電車をよく利用しています。

そんな中で、ふと気づいたことがありました。駅構内に鏡が設置されていて、その下に広告用のスペースがあるのを見かけたことはありませんか?

「これは何のために置かれているんだろう?」と、以前からずっと気になっていたので、今回調べてみることにしました。

一般的に、身だしなみを整えるために鏡が必要な場合、トイレに行ったり、スマートフォンのカメラや画面の反射を使ったりするのが普通だと思います。

それにもかかわらず、なぜ駅構内にはあれほどたくさんの鏡が設置されているのでしょうか?

その理由のひとつは、鏡の光の反射が人の視線を引きつけやすく、鏡の前で立ち止まる人が多いためです。結果として、電車に乗る前や降りた直後の人々の目に、鏡の下にある広告が自然と入りやすくなるのです。

さらに、私は他にも理由があるのではないかと感じています。すべての鏡がそうとは限りませんが、私がよく使う駅では、鏡が人とぶつかりやすい場所——たとえば、曲がり角や改札付近などに設置されていることが多いように思います。

こうした場所では、行き交う人の進行方向がバラバラで、衝突が起こりやすいです。鏡があることで、周囲の様子を確認しやすくなり、ぶつかるリスクを減らす役割も果たしているのではないかと感じます。

また、鏡を使うことで背後の様子も見えるため、後ろで何か異変が起きた場合——例えば誰かが倒れたり、不審な行動をしている人がいたりしたときにも、すぐに気づいて通報や対応がしやすくなると思います。

以上が、今回私が調べたことでした。


参考文献:

乗りものニュース編集部.(2018年11月2日).駅構内の鏡、なぜいくつもある? 利用者と広告主をつなぐ「仕組み」.乗りものニュース.取得元 https://trafficnews.jp/post/80191

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