バイトを始めて3ヶ月。見えてきた「レジ業務の不便さ」

バイトを始めてから、もう3ヶ月ほどが経ちました。

これまでの主な業務は、品出し、レジ会計、そして商品探しなど。行くたびに基本的にこの流れで働いています。

特に会計業務では、決済方法が多岐にわたっていて、最初の頃は操作に慣れず本当に大変でした。でも今では、ほとんど問題なく対応できるようになりました。

ただ、働いているうちに「これはちょっと不便だな」と思うことも出てきました。

それは、POSレジと決済端末が連携していないことです。

うちの店だけかと思っていたのですが、他の店舗(特に手動で会計を行っているお店)でも同じような仕組みのところがあるようです。たとえばクレジットカードで支払うときは、店員が合計金額を手入力してから、お客様にカードを操作してもらう流れです。バーコード決済でも、同じように金額入力が必要な場合があります。

私の勤務している店舗では、百貨店のポイント加算やクレジットカード決済の際にも、POSレジに金額を手入力してから、お客様に端末で操作していただく必要があります。

これだけでもなかなか手間ですが、さらにややこしいのが商品券です。

商品券は、バーコードをスキャンすればすぐ使える……わけではありません。実際には、店員がPOSレジに金額を入力した後にようやく使用できるようになる仕組みです。これが忙しい時には本当にややこしい。

特に商品券には「〇〇円以上の購入時のみ使用可」や「特定商品には使えない」といった細かなルールがあるため、間違いが起こりやすいのです。

しかも、レジが混み合っている時間帯や、長時間のシフトで疲れているときなんかは、数字の見間違いなどのヒューマンエラーが起きやすくなります。

こんな現場の状況を踏まえると、「今の技術を活用すれば、もっと効率的なシステムが作れるんじゃないかな?」と思わずにはいられません。

たとえば、現在は金額を毎回手入力している決済方法でも、POSの「クレジットカード決済」ボタンを押すだけで、自動的に端末に金額が連携されるようにできたら、入力ミスも減るし、作業のスピードも上がるはずです。

商品券についても、バーコードをスキャンするだけで「この取引には使えません」などの情報が画面に表示されれば、スタッフの判断ミスもかなり減らせると思います。

そして、もうひとつ感じたことがあります。

商品にはさまざまなカテゴリ(衣料品、食品、雑貨など)があるのですが、POSレジ上ではスキャンしただけではどのカテゴリに属しているのかがわからないのです。

そのせいで、お客様から「この商品はクーポン使えますか?」と聞かれても、慣れていないスタッフではすぐに判断がつかず、結局裏で確認に行く……ということもよくあります。これも、お客様をお待たせしてしまう要因の一つです。

機械は、人を助けるためのもの。

こうした日々の経験から感じたのは、システムやレジの設計は、もっと現場の使いやすさを考慮してほしいということです。

機械は、人の作業を効率化するためにある。

なのに、現状の仕組みではむしろ人の負担を増やしてしまっている部分もあるように感じます。もちろん、全てを一気に変えることは難しいけれど、少しずつでも「現場の声」がシステムに反映されていくといいなと思います。

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